決めかねる

ダイソーで買ったパンダ柄のノートに書いておくようなことを書きます。すごくタイポが多いです。

自閉症児の親として読んだ本

発達障害本コレクションが作れるくらい買い集めて読んでいる熱心なお母さんが多いですが私がまともに読んだのは診断を受けた直後に買ったこの4冊だけでその後も発達障害本コレクションは増えていません。

会話によるトラブルが増えてきたらまた本が増えてくるのだと予想しています。

発達が気になる子への生活動作の教え方―苦手が「できる」にかわる!

発達が気になる子への生活動作の教え方―苦手が「できる」にかわる!

両手の親指を輪ゴムに引っ掛けて左右に引っ張って横に伸ばせるなら靴下を履くことができる、など動作を教える段階に到達しているかどうか確かめられるので日常のストレス軽減にとても役に立った。

息子が苦戦しているのは鼻をかむ事です。かかりつけの耳鼻科医に言わせると普通の子でも小1位の子はまだきちんと鼻がかめないらしいので気長に待ちます。

決定権を誤解しているから親へ無茶振りしたり触ってはいけないものに触ろうとする。恥や誇りが子供の中で育てば問題行動は減っていく。感情にラベリングして親が代弁してあげると言葉が増えて理由が言えるようになる。

事例として出てくるのは普通級か支援級か、という息子と比べるとレベルが高い子たちですが年齢相当の立ち振る舞いを支えるのは一体なんなのか?という内容がとても興味深かったです。

具体的な対応がわかる気になる子の偏食―発達障害児の食事指導の工夫と配慮

具体的な対応がわかる気になる子の偏食―発達障害児の食事指導の工夫と配慮

子供用スプーンひと匙、ひと口が感覚過敏のある子たちにとっては量が多すぎるのだ、ブロッコリーひと粒くらいから始めなくては飲み込んでくれない、と書いてあってとても参考になりました。3歳ごろは白米、麺類、豆腐しか食べなかった息子ですが今は刺身が大好きです。

イラストでわかる ABA実践マニュアル: 発達障害の子のやる気を引き出す行動療法

イラストでわかる ABA実践マニュアル: 発達障害の子のやる気を引き出す行動療法

今も昔も会話が成立しないのでこの本だけ息子と私には役に立たなかった。書いてあるトレーニング内容がレベル高すぎ。名前を呼ばれても返事が出来ないような状態だったので参考にならなかった。

この本を読んで素人のやれるABAトレーニングなんかたかが知れているんだと痛感した為、息子は臨床心理士がABAトレーニングを施してくれる療育先に週3回通うことになりました。そのきっかけになった本です。