昨日AOCの事を書いたので関連して。シーズン12の個人的な神回について書いておきます。
こちらは彼女がゲストジャッジをしたep7の記事です。映像も少し見られます。
結局のところ政治は大衆の意志に従うし大衆の考えを変えるのはアートだ、だからドラァグクイーンはすごいのよという話をしています。
この中の1人にカナダ国籍でイラン系のドラァグクイーンであるジャッキー・コックスがいます。お母さんの代で移住してきた子でイランは大変同性愛に厳しく(ついでに言うとハードロックやヘビーメタルにも厳しいです)北米大陸ではイラン系と言うことで迫害され同胞たちの前では真の姿を隠さざるを得ずとても辛い思いをしています。
そんな彼女はAOCに自分の母親が受けた人種差別と戦うあなたは素晴らしいと声をかけていました。番組ファンの間でも神回と言われています。
そしてep7の後収録されたep9でのジャッキーのこのヒジャブとアバヤを見てくれよ。(ドラァグのテーマは星条旗)この姿でイスラム圏のクイアのために発言してリップシンクもしたんだもん。めちゃくちゃ怖かったと思いますよ。でもとても勇敢だった。
そりゃゲストジャッジのジェフ・ゴールドブラムも泣くよ。
何かこう…関係妄想じみたアレな感じを共有していただければありがたいです。
ところで…こんな番組なのにファンにフェミニストやリベラルが多いのが残念とか言っちゃう人たちが日本にも少なからずいてビックリしてます。ポリティカルコンパスどうなってんだろ??
アメリカでそう言う事を考えてそうなのは隠れゲイで同性愛を弾圧するような政策をプッシュする議員やその仲間たちって言うイメージがパッと湧くんですけどね。
イランでメタラーがどれほど辛いのか、はこちらをご覧ください。