決めかねる

ダイソーで買ったパンダ柄のノートに書いておくようなことを書きます。すごくタイポが多いです。

丸投げの天才と呼ばれて

姪たちに伝えておきたいことがあります。子供に発達障害があるかもしれない、となったら

  1. 発達障害の診断ができる精神科にかかりつけの小児科から紹介状書いてもらう(どうせ数ヶ月待ちだしね)
  2. あれば療育園、なければ特別支援学校か児相か保健所で育児相談をしてもらう。療育先の一覧はどこで貰えるのか聞く。
  3. 障害福祉課に直接行く。福祉サービス受給者証発行の手続きをしてもらう。(療育施設のチラシが置いてあることもある)
  4. 確定診断は後でも構わない!

これが1番効率が良いような気がするからDo it.と伝えたい。

私は初手が療育園でした。教育相談をしてもらった上に教育相談に同席してくれた療育園に出入りしているソーシャルワーカー(私と夫は家庭内でのみエンジェルと呼んでいる)に何箇所か療育先を教えてもらって問い合わせをし、枠の空いていたところにヌルっと入りました。

甥っ子が広汎性発達障害です。兄嫁は息子のアレっぷりをすごく気にして大学病院の児童精神科には何度も就学前の甥っ子を連れて行ったのに療育には繋がらなかった。

15年前だったんで障害児のライフスタイルがもやもやとした霞の中にあった事もあると思うんですがとにかく連携が弱かった。精神科医からはライフスタイルの提供もされなかったそうです。

精神科医は医学のプロであって教育のプロではありません。薬を処方できても幼稚園でこのように困っているので助けてくれと言われても知らんがな、でしょう。

甥っ子は離人症発症してようやく治療とSSTを受けられることになりました。高校に少し余計に通って今はホテルで働けるように職業訓練を受けています。離人症まで行ってしまったのは本当にかわいそうでした。

後に療育先のアイスマンこと息子担当の臨床心理士からこの経過、特に初手を療育園とした件とその他に私が勝手に教育相談候補とさだめた機関について丸投げの天才、と褒められました。(褒めてないかもしれない)

しかし甥っ子の事がなかったら、「光とともに…」や「格闘探偵団」(「走れタッ君!」というエピソードに重度の自閉症児が誘拐されてしまったら?という話が出てくる)を読んでいなかったら、パイセンこと先代園長に相談していなかったら走り出せなかったかもしれない。

療育や障害児育児でブログパトロールをすると専門家の診断なしに療育を受けられないと思い込んでいる人や誰が専門家なのかを知ろうともしない人が結構多くてゾワっとします。早期教育や早期訓練が全てを救うわけではないんですが支援学校で学ぶとしても就学前に習得しておくと良いもの、を習得させてあげられる様に感じます。

パイセンのこと