決めかねる

ダイソーで買ったパンダ柄のノートに書いておくようなことを書きます。すごくタイポが多いです。

鈍感なのも時には救いになる

2歳ごろは本当に暴れ太鼓で自宅で耳掃除なんか絶対無理でした。来月6歳になろうという今も私の技術力の問題で耳掃除ができません。

まだ自閉症と診断される前だったので個性の範疇と解釈し通ってりゃ慣れるだろうと思って耳鼻科と歯科に月に一回くらいのペースで連れていきました。

最初は私が抱きかかえて足をホールドし看護師さん3人がかりで左右の腕と頭を保定して耳掃除や鼻水の吸引、歯のクリーニングとフッ素塗布をしてもらっていました。(虫歯の治療は歯科医の口頭指示が理解できないので専門の病院に行ってますが日頃のケアはその辺の歯科で受けています)

予約する時にすごく暴れるので保定に3人必要です、空いてる時間帯を教えてくださいと言っておけば待合室の人達はともかくスタッフさんはそんなに嫌な顔をしないものです。

プレ幼稚園の1年間はガッチリホールドでしたがそのうち診察台に自ら座るようになりその1年後には腕の保定が必要なくなり今は頭だけ看護師さんに保定してもらっています。

自閉症児は感覚過敏に悩まされます。感じ方の癖なので言語化される前に周囲がスモールステップで慣れさせれば消去可能なものも中にはあると言われています。幼少期の発見と訓練が大事と言われる理由の一つです。

私がいい歳して眼科が苦手で瞼開けていられないんで保定お願いします!と言っているせいか頼むのも断られて別の日を指定されるのも全く嫌ではありませんでした。

障害児育児ブログやSNSアカウントを眺めていると保定が必要な現場が屈辱で悲しいから頼みたくない、頼めない、だから耳鼻科には行けないし行かないという方も見かけます。

鈍感でよかったのかもしれない。