絵はみんなクオリティが高く素晴らしいが最前線にいる人たちが見てる暇があるかっていうと見られない訳ですよ。
最前線にいる人に直接は届かないこの絵から発生した褒め言葉の殆どは安全圏にいる絵を描いた人が受けることになる。善意で出来た地獄の出来上がり。
陰徳陽報ってこういうシチュエーションを避けるための手段なんでしょうな。
絵を描いて貰える名誉より危険手当と休暇と増員が欲しいよな。ご本人や家族が嫌がらせを受けるのは言語道断としてさあ。
この絵についたハートの数やRT数がいくつになったら赤十字社に何万寄付します!みんな!エッセンシャルワーカーとその家族に敬意を!みたいな身銭をきちんと切る感じが出せたらよかったのにね。
- 作者:池田 知久
- 発売日: 2012/07/11
- メディア: 文庫
個人の感想としては身銭を切らない限りは「感謝で包囲網を敷いてやりがい搾取かな?」です。