ネットで気軽に読めるようになる前、両国の雰囲気や言語の壁を超えてなお日本で出版される韓国人漫画家の漫画を読むのが好きでビームでやってた「アイランド」モーニングでやってた「李さん家の物語」やサンデーの別冊でやってた「新暗行御使」
- 作者: 梁慶一,尹仁完,張綜哲
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2001/03
- メディア: コミック
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- メディア: コミック
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そういう意味で鉱脈でしたし日本よりマッチョな雰囲気で日本のものが好きだと眉をしかめられるような状況でそれでもなお漫画を描いていた人たちに興味があったから、お金を出して読むことで味方をしたかったからです。
そこに満を持して
- 作者: Boichi,稲垣理一郎
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2019/07/04
- メディア: コミック
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- 作者: 天王寺大,渡辺みちお
- 出版社/メーカー: 日本文芸社
- 発売日: 2012/12/07
- メディア: Kindle版
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- 作者: 天王寺大,郷力也
- 出版社/メーカー: 日本文芸社
- 発売日: 2019/06/08
- メディア: コミック
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- 作者: Boichi
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2013/08/14
- メディア: Kindle版
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プルンギルはKindle版もなく再版もされず古本で買うしかありませんでした。作品がどう素晴らしいかは上に貼り付けた私がプルンギルを読むきっかけになった記事を読んでいただくとして周辺の難しさと哀しさはこれだよなあ、と強く感じた事を書き留めておきます。
ウォーラーステインの世界システム論と言うのがありましてがくせえとかいう生き物だった頃に読んで衝撃を受けました。
プルンギルにおいて韓国から見ると中心はソウル、半周辺は光州、周辺は中央アジアです。日本から見ると中心は東京、半周辺は日本海側某県、周辺はソウルです。何度も何度も大きな円と小さな円が重なり合っていく。
周辺は中心の事をよく知っていても中心は周辺に対して無関心で搾取や忘却の対象でしかない。
無関心かつ忘却の対象となった時にキレた人間は注目される為ならどんな事でもやります。ミュンヘン五輪のアレとか…。逆にそこから脱却するために真っ当な努力をした人は大体、讃えられず目障りなお前らのことなんか忘れ去りてえなあ、という態度を中央から取られ続けます。
プルンギルはこの辺の難しさと哀しさ、そしてそれでも良き人間であろうとする素晴らしさが表現された読み継がれるべき作品だと思いました。Kindleでいいから再版されないかな。作者に投げ銭したい。
- 作者: 江戸川啓視,クォンカヤ
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2002/10/09
- メディア: コミック
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